こんなにある!左官職人のコテの種類
2018/11/09
こんなにある!左官職人のコテの種類
こんにちは!愛知県尾張旭市の株式会社Fullmarksです。
弊社では外壁塗装や左官工事、モルタル造形などを行っております。
このコラムコーナーでは、弊社が培ってきた知識や経験をもとに、左官に関するさまざまな豆知識をご紹介しております。
さて、今回取り上げるのは職人の必須道具「コテ」についてです。
コテは左官工事には欠かせないもので、施工の最初から終わりまで一貫して使用します。
それだけ多くの工程に対応しなければならない分種類もとても豊富です。
今回はどんなコテがあるのかをご紹介しましょう。
中途ゴテ
荒壁やモルタルの施工に使用します。
荒壁とは、左官における仕上げ作業前の下塗りの状態にある壁のことで、ここに仕上げとなる塗りを施していきます。
荒壁とモルタル、どちらの施工の場合も中途ゴテはこの塗りの作業全般に向いており、塗るための材料をその塗りに必要な分だけすばやくコテにのせる「コテ返し」という初歩の作業の練習がありますが、それも中途ゴテを使って練習することが多いです。
木ゴテ
荒壁のムラ取りやコンクリート、モルタルなどならしに適しているのがこの木ゴテです。
木ゴテでならした状態は、厳密には「木ゴテ仕上げ」といいますが、現場でこの名称を用いることはほとんどありません。
なぜなら、ほとんどの場合さらなる仕上げをするための準備段階として、この「木ゴテでならす」という行為があるため、あえてこれを「木ゴテ仕上げ」と呼ぶ必要はないからです。
レンガゴテ
名称のイメージ通り、レンガ積みに用いられるのはもちろん、タイル貼りやモルタルのすくいにも用いられます。
左官というと、一般の方には「塗り壁」をイメージされる方が多いかもしれませんが、これらの工程も左官の大事な仕事の一つです。
柳刃ゴテ
ムラを取ったり、小さなくぼみを埋めたりといった、狭い場所の繊細な作業に向いているのがこのコテです。
小回りが利くため、初歩の段階でも扱いやすいコテといえます。
目地ゴテ
前述のレンガゴテでレンガ積みという作業があることをご紹介しましたが、目地ゴテはその積んだレンガの目地を埋めるために使用されます。
目地部分には塗材をつめる、つめた後にならすなどの作業を行う必要があるため、コテ部分もそれにぴったりの極端に細く小さな形状をしています。
今回、いろいろな種類のコテがあることがわかり、左官の仕事に興味を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
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ここまでご覧いただきありがとうございました。
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