左官職人が解説!モルタル造形の方法

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左官職人が解説!モルタル造形の方法

2018/11/06

左官職人が解説!モルタル造形の方法

こんにちは!愛知県尾張旭市の株式会社Fullmarksです。
弊社では外壁塗装や左官工事、モルタル造形などを行っております。

 

このコラムコーナーでは、弊社が培ってきた知識や経験をもとに、左官に関するさまざまな豆知識をご紹介しております。

 

さて、今回取り上げるのは「モルタル造形」とその方法についてです。

そもそもモルタルって?

このコラムをご覧いただいた一般の方のためにも、まずはモルタルという材料のことからご紹介しましょう。

 

モルタルはセメント、砂、水を練り上げて作られる材料です。
レンガや石、タイルなどの接着にも使用されますが、モルタル造形ではこの材料自体に塗り付けや削り出しなどを行い、レンガや大理石の風合いを実現します。
さながら彫刻を作り出すような施工ですね。

モルタル造形の魅力

高級な材質を安価に実現

レンガや大理石、枕木などの材料を活かした内外装には誰もが憧れますが、いかんせん高価なのでそのコストが問題になってあきらめてしまう方が多いです。

 

そこで、モルタル造形の出番です。
比較的安価なモルタルを使用することで、高級な雰囲気を低コストで実現することができるのです。

 

魅力的なアンティーク調のお庭やお家に住んでみたいけど、コストの問題で足踏みしてしまっている……そんな方にはモルタル造形をご検討いただきたいですね。

モルタル造形の方法

モルタル造形にはさまざまな工程がありますが、ここでは大きく3つのステップにわけてわかりやすくご紹介しましょう。

 
STEP1.材料と道具を準備する

モルタルを作る他、塗装用の水性塗料も準備します。
造形にはやはり塗料が欠かせません。
レンガや大理石など、造形する対象にぴったりの塗料を選びます。

 

ちなみに、塗料は水性ではありますが、ひとたび乾いてしまえばちょっとやそっとで落ちることはありません。

 

もちろん美しく仕上げるために他の左官工事でも活躍するコテやブラシも用意しておきます。
細かい部分を造形するために、カービングシルバーエッジや造形用ブラシ、裂け目をつくるためのナイフエッジローラーなども使用します。

 
STEP2.下塗り

まずはシーラーを塗り、しっかり乾かしてからモルタルを下塗りしていきます。
シーラーとは外壁塗装や左官の工事で一番最初に塗るもので、塗る面と塗料(今回の場合はモルタル)の密着度を上げる役割があります。
いってみれば化粧下地のようなものですね。

 
STEP3.造形

いよいよ造形に入ります。

 

※実際はここに至るまでに一晩乾燥させたり、モルタルの食いつきをよくするための作業を行ったりしますが、割愛しています。

この工程は写真でご覧になっていただいた方がわかりやすいかもしれません。
例えばこちらが弊社のモルタル造形です。

 

いかがでしょう。
完成後にはすっかりレンガ調の内壁が出来上がります。

魅力的でリアルなモルタル造形はFullmarksへ

今回ご覧いただいたレンガ以外にも、さまざまな風合いのモルタル造形があります。
ただ、前述のように彫刻にも似た施工のため、職人には高い技術力が要求されます。
もちろん、株式会社Fullmarksの職人は、どのようなご要望にも高い技能でご対応いたします。
モルタル造形のご相談はぜひ弊社にご連絡ください。

モルタル造形をやってみたいと思った方へ

こうした造形をはじめ、現在弊社では未来の職人となる人材を募集しています。

 

「今回のコラムをきっかけに左官工事に興味が出てきた」
「職人の世界でプロとして活躍したい」
「実際に左官の技術を学んでみたい」

 

といった想いをお持ちの方は、ぜひ求人情報ページをご覧ください。

 

高齢化が進んでいるといわれていた建築業界も、広く門戸を開いている今では様々な現場で若手が活躍しています。
Fullmarksでも、次の世代を担う左官職人を育成するため、丁寧にご指導いたします。

 

どうぞお気軽にご連絡ください。

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